匠の日記blog page

調湿という考え方

2009-02-12 (Thu) 16:31

最近の住宅は前と比べ気密性や断熱性がかなり良くなってきています。 
簡単に言うと魔法瓶に(今、魔法瓶とは言わないか・・・)ポットに人間を
入れているようなものです。

しかし、人間自体も生活も水とは縁が切れないわけで必ず建物内で
水蒸気が発生します。
それがポットのように機密性が良いと外に出る場面が少なく建物の中に
溜まることが多くなります。
そして窓ガラスや建物の外部の裏面(内側面)に結露として表れたり、
長く時間が経過するとカビを発生させたり、木材を腐らせたりと悪さを
するのです。

それじゃあと言って建物内部の湿気を除湿機やエアコンなどで取り除き
過ぎるととても風邪をひきやすい環境を作ってしまうことになります。

ましてや最近の住宅はシックハウスの問題から24時間中換気をするように
法で決められていますのでどんどん湿気は追い出されとても乾燥しやすい
状況にあります。

加湿器を使えば結露やカビ発生してしまうし、除湿器を使えば風邪をひき
やすくなる、どうすればいいのでしょう。

調湿です。
多いときには湿気を取り込み、少なくなったら放出する機能が調湿です。

そんな便利な物があるのでしょうか。
あります。
細かな穴の開いたセラミックのタイルや炭、土などがそうです。
土蔵が一定の湿度を保っていたことは皆さん知っていることと思います。
壁に塗った土が調湿をしてくれていたわけです。

湿気が多くなれば細かな穴に湿気を取り込み室内が乾燥してくれば
取り込んだ湿気を吐き出します。

現在はこのような機能をもっと室内デザインにあった製品が存在します。

魔法瓶のような現代住宅の室内環境を考えるとすれば「調湿」という考えが
重要と思います。


この記事を表示

松下電工システムキッチン(フィットアイ)

2009-02-05 (Thu) 13:14
松下電工システムキッチン(フィットアイ)の写真です。高齢化社会にともない、健康住宅の必要性を求める声が増えてきました。そういう声に応えるべく登場したのが、この商品です。少し疲れたとき、長い調理時間を要...
記事全文を読む

亜鉛鉄板の外装材

2009-02-02 (Mon) 11:02
この住宅では屋根面にアルミ亜鉛合金めえき鋼板横葺き、そして壁面にもアルミ亜鉛合金めっき鋼板角スパンを用いている。設計者は亜鉛鉄板の壁材としての利点として、耐久性とコスト面が優れ、メンテナンスも不要にな...
記事全文を読む

棟梁のひとりごと・・・

2009-01-31 (Sat) 13:48
昔から住宅と言うものは先代より引継ぎ、自分達の生活に合わせてリフォームし代々引き継がれてゆくものでした。この頃の住宅を見て思う事は、ほんの20~30年もてば良いという建築がめだちすぎるのが残念なことで...
記事全文を読む

Blog Calendar

Blog Category

Recent Comment

Recent Trackback

BBS Theme

BBS Thread

Recent Res

RSS 2.0
ページ最上部へ